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安倍内閣を倒そう!大阪自民党本部前・50時間座り込みが始まりました

【安倍内閣を倒そう!大阪自民党本部前・50時間座り込みが始まりました】

 全国交歓会が26日朝8時から28日朝10時まで、自民党大阪府本部前【天満橋】で、座り込んでいます。

 私も昨日の朝と深夜に座り込み。

 関電前と大阪市役所ではやったことがあるけど、自民党前では初めて。でも座り込みました。

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 今日、明日朝もでやっています。皆さんも参加してください。

原爆被爆者の被ばく線量と原爆症認定の関係について

【原爆被爆者の被ばく線量と原爆症認定の関係について】
 興味ある資料を見つけました。厚生労働省のHPの中にあります。

 出所:http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/genbaku09/15e.html

  「放射線の線量と影響(長崎の場合)」
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  「放射線の線量と影響(広島の場合)」
 15e_05.gif
  
【原爆症認定の基準】
 原爆被爆者のうち、原爆被爆(放射線)による病気にかかっていると認定されると、医療補償が提供されます。

 その際に、「認定基準」があります。基準が現実に合わない、被爆者を切り捨てている、として裁判でも争われ、国・厚労省が負け続けているのも、この「認定基準」です。

 それを今は横に置いて、「認定基準」に書かれる内容を見ると、
 (東京の原爆被爆者団体「東友会」のHPより。→ http://t-hibaku.jp/seido/07_nintei.php )

「起因性」の判断:「新しい審査の方針」の「積極認定」基準
• 悪性腫瘍(固形がんなど)、白血病、副甲状腺機能亢進症
1.被爆地点が爆心地より約3.5キロメートル以内である者
2.原爆投下より約100時間以内に爆心地から約2キロメートル以内に入市した者
3.原爆投下より約100時間経過後から、原爆投下より約2週間以内の期間に、爆心地から約2キロメートルの地点に1週間程度以上滞在した者
 広島の場合は昭和20年8月13日より前から、長崎の場合は昭和20年8月16日より前から1週間以上つづけて爆心地から2キロメートル以内で寝泊まりしていた場合。

•心筋梗塞、甲状腺機能低下症、慢性肝炎・肝硬変
1.被爆地点が爆心地より約2.0キロメートル以内である者
2.原爆投下より翌日までに爆心地から約1.0キロメートル以内に入市した者

•放射線白内障(加齢性白内障を除く)
1.被爆地点が爆心地より約1.5キロメートル以内である者

 これらに当てはまらない場合は被曝線量、既往歴、環境因子、生活歴などを総合的に判断して個別に審査するとしています。 
 (引用ここまで)

 そこで「 悪性腫瘍(固形がんなど)、白血病、副甲状腺機能亢進症」の項を見ると、「1.被爆地点が爆心地より約3.5キロメートル以内である者」とあります。これを上の図と比べると、広島でも長崎でも1ミリSvの目安が3.5キロメートル。そして、これより爆心地に近い場所で被ばくした人が白血病・がんを発症したら原爆症と認定される、はずです。

 原爆症では1ミリSvで認定、医療補償。一方、福島原発事故の被災者は、国の損害賠償基準では、被ばく線量20ミリSv以下では健康被害がないことにされています。避難区域(20ミリSv以上の被ばく地域)の住民でも、放射能による健康被害を認められた人はいない。甲状腺がんが多発しても、国も県もいまだに「原発事故の影響とは考えにくい」と言う姿勢です。

 さて、この矛盾をどうしましょうか?

「ベテランママ」の放射能読本が大阪にも/背景を考えました/11/29放射能はイヤ!被ばくしない権利のための西日本公聴会&つどい

【「ベテランママ」の放射能読本が大阪にも】
 初めて見たのは、大阪の豊中市の友人が持っていたもの。「豊中すてっぷ」という公共の会議/集会場にあります。
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 先日、その豊中すてっぷで開かれた損害賠償裁判・原告のお話し会に、このパンフレットを持ってきて宣伝した人がいた、と聞きました。

 高槻市の別の友人に、インターネットでも見られると教えてもらいました。「福島県南相馬発・坪倉正治先生のよくわかる放射線教室」 (発行・ベテランママの会  監修・早野龍五東大教授)」

   ぜんぷコピーして、検索。 
 http://www.youblisher.com/p/956790-%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%9C%8C%E5%8D%97%E7%9B%B8%E9%A6%AC%E7%99%BA-%E5%9D%AA%E5%80%89%E6%AD%A3%E6%B2%BB%E5%85%88%E7%94%9F%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%8F%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E6%95%99%E5%AE%A4-%E7%99%BA%E8%A1%8C-%E3%83%99%E3%83%86%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%9E%E3%81%AE%E4%BC%9A%E3%80%80%E3%80%80%E7%9B%A3%E4%BF%AE-%E6%97%A9%E9%87%8E%E9%BE%8D%E4%BA%94%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E6%95%99%E6%8E%88/

 最後のページに、寄付を寄せた人の名前が羅列してあります。

 私がたぶん知っているのは、「さだまさし」。~ 歌手のさだまさしかな? 

 「鎌田實」。~ 医者の鎌田實?

 「安倍昭恵」。~ 安倍晋三の妻かな?

 あとの人名は、知りません。

【背景を考えました】
 「ベテランママの会」は明確な主張を持っている。「南相馬の放射能は大丈夫。」

 同時に、これが大阪府豊中市にもあるということ。 全国展開するためには、国・行政の関与が必要です。

 もちろん表面では、国・行政の意向を受け入れ、賛同するNPOとか民間団体が動いています。豊中の場合もそうだったのでしょう。 もちろん「放射能は怖くない」に賛同する集団

 どちらも確信的な保守、と思えます。 おそらく、放射能の問題で話し合いができる人たちではないでしょう。パンフレットの内容は何も新しくはないけれど、放射能の問題にもこの種の団体が動員される局面になりました。

 国は3年掛けて専門家を使った宣伝に失敗した。「御用学者」と言われて、宣伝が通じない。
 
 そこで、専門家でなく「当事者」、汚染地帯に住む人の中から「安全神話」を作ろうと始めたものの1つが、このパンフレット。

 「リスクコミュニケーション」。国が総力を挙げて、原発被災者支援法を根拠に、予算も使っておこなう「安心キャンペーン」「ストレス対策」です。

 原発事故の問題は、結局は放射能の健康被害の問題に収斂する。だから、国も必死になってここに金と人をつぎ込み、抑え込みをはかります。専門家がダメなら、福島の当事者『ベテランママ』を前面にして。

 先日、山形に母子避難したママが、行政の働きかけで福島(郡山市)に戻ったNHKラジオ番組のことを書きました。
 → http://no-nukes-hokusetsu.blog.so-net.ne.jp/2014-11-09

 その方のブログには、「福島でチェルノブイリのようなことが起きないように」希望している旨が、書かれています。 行政は意図的に「使える当事者」を作っています。

 だから、放射能被ばくに反対、避難の権利の運動も、もう学者・専門家が先頭に立つ時期は終わりました。原発事故の被災者・当事者(その中には西日本の人も入ります)が前面に立って、被ばく反対、避難の権利を保障しろ、と訴えることが一番の力になります。

 詳しくはこちら→ http://no-nukes-hokusetsu.blog.so-net.ne.jp/2014-11-09

【11/29放射能はイヤ!被ばくしない権利のための西日本公聴会&つどい】
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【余談】
 東京オリンピックが分散開催??? という話しがTVニュースでも取り上げられました。

 建設費を抑えるため、と言います。

 何だかウソっぽいです。建設費をかけて、大企業に儲けさせることがオリンピックを誘致した目的ですから。

 東京が放射能汚染されているので、海外の一流選手が来ないことを感じ取ったのかな? 彼らは知的にもエリートが多いですから。

11/11 第4回甲状腺検査評価部会

【11/11 第4回甲状腺検査評価部会】
 先週、「福島県民健康調査」の「甲状腺検査評価部会」が開催されました。さっそくその資料を読みました。

 いつものように「発見された甲状腺がんは放射線の影響とは考えにくい。」(資料4 広島原爆病院小児科/西美和)
 → https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/90999.pdf

 その理由に「福島での被ばく線量は、チェルノブイリ原発事故と比べてはるかに少ない。」 会津地方も含めてがん発見率は「他の3地域(避難区域13市町村、浜通り、中通り)と同程度。」

 そして「甲状腺がんの多発」そのものを否定するために、相変わらずスクリーニング効果とか、「甲状腺がんスクリーニング方法として、触診よりも超音波検査の方が、数倍発見率が高い」との理由を持ちだしています。

 私が注目したのはそんな資料ではなく、資料3「手術の適用症例について」です。
→ https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/90997.pdf
     がん手術例.jpg
 その中にはこう書いてあります。

  「・・・・・・術後病理診断では、腫瘍径10mm以下は15例(28%)、かつリンパ節転移、遠隔移転のないものは3例(6%)であった。甲状腺外浸潤は37%に認め、リンパ節転移は74%が陽性であった。・・・・・・・・・」
 
 この資料3は、県民健康調査で甲状腺がんと判った子どもの手術を実施した福島県立医大の報告です。すでに癌治療学会で発表され、その概要が報道されていますが、公式に検討委員会で開示されたのは初めてです。

 手術の結果報告では、54の手術例中、
手術してみて、腫瘍径が10ミリ以下が15例。そのうちリンパ節転移、遠隔転移がないものが3例。
(したがって、腫瘍径10ミリ以上のものが39例、また10ミリ以下でもリンパ節転移または遠隔転移があったものが12例、ということになります。← 私の計算。以下、同じ)

甲状腺外浸潤が37%。(つまり54例中の20例)

リンパ節転移は74%。(54例中の40例)

術前診断で、腫瘍径10ミリ以下は12例。そのうちリンパ節転移、遠隔転移が疑われるものが3例、疑われないものが9例でした。
(つまり手術前には10ミリ以下でリンパ節転移、遠隔転移が疑われなかった12例のうちの少なくとも9例が、手術してみたら「リンパ節転移または遠隔転移」をしていた、ということになる。)

 この資料3によると、県立医大は腫瘍径やリンパ節転移、遠隔転移の可能性を調べた上で、甲状腺手術実施の是非を判断しています。私は医学を知らないので、この点は素直に県立医大の資料を信用しておきます。

 この「甲状腺検査評価部会」では、東大・渋谷教授らが入ってきて『甲状腺検査は過剰診断だ。やめろ』と主張しています。今回【第4回】も、まだ議事録がないので詳しくはわかりませんが、おそらく同じ議論がされたでしょう。

 それに対して県立医大が甲状腺検査の正当性を主張するために持ち出したのが今回の資料3。でもこれで、『スクリーニング効果』という説明がウソだったことが、明らかになってしまいました。渋谷教授らにとっては、やぶへび、だったが、甲状腺がんの症状はより深刻な事態です。

 なぜなら、日本の15~24歳の甲状腺がん手術事例は10万人当たり1.1人。それに対して福島県全域で少なくとも19倍。地域によっては30倍です。「精密なエコー検査で、放っておいても良い小さながんを多数見つけた」では済まない事態です。
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【福島・甲状腺がんの手術率】 「手術してしかるべき甲状腺がん」が全国平均と比べて、30倍近い高さ。決して「精密検査で小さながんを見つけただけ」では済みません。
 福島県データは、県民健康調査(2014年6月30日)より。全国平均は、国立がんセンターの15~24歳における年間10万人当たりの手術数。

安倍内閣を倒すチャンス/日中会談~安倍は世界に屈服した/金融緩和で株価は一旦上がったが・・・・/沖縄選挙の大敗北/代わりの政権?

【安倍内閣を倒すチャンス】
 安倍が突然「解散」を言い出した。この総選挙は、自ら掘った墓穴に安倍を放り込むチャンス。沖縄知事選挙のように、本土でも安倍を葬りましょう。

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  沖縄知事選挙戦最終日の打ち上げ集会、7500人が参加(11月15日沖縄県庁前)ジュゴン保護キャンペーンセンターのブログより。http://blog.goo.ne.jp/sdcc/e/d229c0cd9068c35351e846bb36a7f8c4

 小渕らの辞任から始まり、金融緩和しても景気は全く良くならない、企業と株持ちだけが優遇され格差ばかりが広がる。アベノミクスの失敗が「GDP1.6%減少」となって表面化。消費増税には身内からもブレーキがかかる。そして沖縄で負けた・・・・・・・・・。

 安倍内閣は八方ふさがりの状態になりました。「消費増税で国民の信を問う」と屁理屈をつけるが、本質は、ガソリン切れになって立ち往生する安倍政権に当面の勢い=慣性、あるいは惰性をつけたいということ。「今なら微減で済む」「自公で安定多数とれたら『国民の信任』」というのが安倍の希望であり、狙い目でしょう。

 でもしばらくは、増税(と企業減税)できないところまで追い込まれたことは明らか。

 国会では自民党だけで安定多数を持つ圧倒的な優位なのに、なぜ安倍は力を失い立ち止まったのか? 政治を決めるのは、結局は民衆の世論と要求と運動だということです。

 高槻市のシール投票でも、安倍政権支持をやめた人によく出会います。「失望した」という言葉を聞きます。支持がなくなってきたことを実感。

 最近の出来事で安倍を追い詰めたのは、3つあると思います。

【日中会談~安倍は世界に屈服した】
 1つは日中会談。これの意味はとてつもなく大きい。安倍の戦争・反中韓政策はもう使えなくなった。安倍は首相の間には靖国に行けなくなった。もし行ったら、日中関係をぶちこわしたのは安倍だと、世界中から烙印を押される。
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 状況を見ると、日中会談を急いだのは安倍の方。追い詰められていたのは安倍。

 靖国に行けないのは安倍にとって「痛恨の極み」のはず。でもそれを呑まされたのは、官僚と財界も日中・日韓関係の立て直しを強固に要求したからでしょう。

 政治も経済も国際的に孤立。これは私たちが日本の中にいて感じるより遙かに大きな力で安倍を縛っています。いくら安倍が50カ国を回って日本製品をトップセールスしても、グローバル資本/多国籍企業が中国関係抜きで満足できるはずがない。そのためには安倍の反中韓が邪魔になっている。

 アメリカも「人がいない尖閣の事でアメリカを巻き込むな」と露骨に不快感を表明しました。米軍は尖閣紛争には介入しない、という事。これは外務省官僚には強烈な響きになったはず。

 ついでに、拉致問題で外務省が朝鮮民主主義人民共和国【北朝鮮】に派遣・対談したことも、私はとても良いことと思いますが、安倍政権が追い詰められ、焦ったことでもありました。

 何も結果が出ないことぐらい、外務省の官僚も判っていたはず。それでも行ったのは、アジアで孤立しているという実感を彼らなりに強めていたからでしょう。

 「対話」できない国は、世界では弱いものです。

【金融緩和で株価は一旦上がったが・・・・・】
 2つ目は、金融緩和がアベノミクスの失敗を印象づけたこと。「株持ちと庶民の格差」という論調がマスコミに一気に広がりました。

 いくら株価が上がっても、私たちには何の恩恵もない。しかも国の借金・大インフレの危険だけでなく、年金財源まで危険にさらして使って金持ちを優遇する。「ひと(他人)の金を使ってバクチ」という非難が起きるのは当然。

 ところで今は株が以前より高いが、いつ暴落するか判らない状況です。無理やりの金融緩和で無理やりに作り出した株価だから裏付けがなく、少しのきっかけで暴落する。GDPがマイナス、という公表もそのきっかけになるかも。すでに今日も大幅に株価が下がりました。日本経済が長期的に縮小する、という予感です。

 投資のプロにはありがたい状況ですが、慣れない人は早く売った方が良いですよ。

 政権が八方ふさがりになるとイチかバチか、支離滅裂なことをやり始め、閣僚の不祥事もどんどん暴露されます。まさに今の安倍政権の姿です。

【沖縄選挙での大敗北】

 安倍は知事だけでなく、那覇市長選挙も負けた。県議補欠選挙でも負けた。これで基地建設を進めるとますます墓穴が深くなる。

 沖縄選挙の報告はこちらのジュゴン保護キャンペーンセンターのブログに詳しいです。→  http://blog.goo.ne.jp/sdcc/e/d229c0cd9068c35351e846bb36a7f8c4

 総選挙は安倍の息の根を止めるチャンスです。

【代わりの政権?】
 街角で安倍シール投票をすると、「じゃあ安倍に代わる人はいるの?」と聞く人がよくいます。

 そんなのある訳がない。私は共産党の躍進を期待しますが、安倍を倒すこと自体が一番重要。国会議員の数でなく、国民世論と運動が政治を動かす力をつけることが一番重要。

 沖縄がよい例です。民衆の運動が保守政治家を基地容認から移転阻止へと、約10年かかって転換させ、知事をすげ替えた。運動が政治を決めている。

 今は運動を飛躍させる時期です。それは可能。そしてその先に、新たな可能性が見えてきます。

11/7に、環境省に放射能健診署名を提出12288筆。累計120621筆/交渉は少し進展。次回の環境省の回答に注目

【環境省に署名提出12288筆。累計120621筆】
「57例のがん手術は、今までの説明がウソということだ」
 11月7日に放射能健診署名の提出を行いました。当日は30人が参議院会館に集まり、1時間半にわたり環境省と交渉しました。福島みずほ議員の池田秘書と医療問題研究会の高松医師、林医師にも参加していただきました。環境省は放射線健康管理担当参事官室・鈴木参事官補佐が出席。
 交渉の様子を動画で見られます。↓
 http://www.youtube.com/watch?v=GormiRkRRMw&list=UUhjEbWVGnGHhghoHLfaQOtA

 冒頭、私たちの要求と質問に対する環境省の回答が以下の6点示されました。(要旨)
① 希望する全ての人への放射能健康診断の実施
→ 環境省の「専門家会議」が検討中で、その結論を待っている段階。無償の健診は放射線障害であるか否か、がポイント。

② 被害者への医療補償の実施
→ 近隣県の有識者会議で「特段の健康調査は必要ない」との見解なので、県外ではやっていない。「専門家会議」で審議中。

③ 検診データを本人に手続きなく開示すること。また検診データを公開すること。
→ 文書回答はいたしかねる。データは県民健康調査ファイルに蓄積されている。個人の検査結果を公表するのは難しい。甲状腺検査結果の開示は、昨年から手続きがより簡素化された。

④ 福島県の子どもの甲状腺がん103例は異常な多発と認識するか?
→ 甲状腺がんが異常多発か否か、「専門家会議」で審議中。環境省が見解を出すステージでない。

⑤ 甲状腺検査の対象を、事故当時の0~18歳に限定した根拠を法的な面を含み説明すること。
→ 福島県民健康調査の内容は医学の専門家の見地を尊重して福島県が決めた。UNSCEARの見地などに基づき、福島県でも有識者の検討会議が行われている。

⑥ 健康調査を福島県内に限定した根拠は?
→ 近隣県の有識者会議の結論を尊重している。専門家会議でより細かく慎重に審議中。

「手続きの簡素化の内容は知らない」
 今回は前回(7月25日)の交渉時の懸案、「検査データを本人に原則開示すること」から議論を始めました。【以下、要約】

(環境省)福島県には要望を伝えるが、私たちから福島県に指示はできない。データを渡さないのが不当とまでは言えない。微妙な判定があり、それを本院に渡すのが良いのか?専門家会議で審議中。

(署名実行委員会)甲状腺写真がないとセカンドオピニオンを受けられない。これは人権問題。セカンドオピニオンを受ける権利の侵害。環境省は県に基金800億円を拠出した。その金は私たちが払った税金だ。国には使い方を監督する責任があるはず。

(環)これは県が自由に使える交付金。検査データは簡素な手続きで入手できる。

(実)どこがどう簡素化されたのか?

(環)私は担当でないので知りません。皆さんは知りませんか?

(実)環境省が知らずに、ただ「簡素化した」と言っているのか?

(池田秘書)環境省は事前に「文書回答はできない」との返事の際に、当日丁寧に説明をすると言っていた。このことも含まれると思っていたが。

(環)知っていたとしても私たちは何も申し上げられない。福島県に聞いてください。

(高松医師)福島の親はA2判定の場合、がんの疑いを持つが、県からは「2年後の再検査」以外に何も伝えられない。甲状腺検査結果の紙切れ一枚では我が子を守れない。

(環) 先生の意見を承り、今後の対策に活かすよう対策会議に伝える。県を指導する立場にはない。交付金なので自治体の裁量で使える金だ。

(実) 私は福島県で200人の県民に電話したが、『甲状腺がんが103人』事実をほとんどの人が知らない。

(実) 福島県民には何の情報も入らない。57人手術して1人は再発したと聞くが、この情報も知られない。環境省は福島県に情報を詳しく説明させてほしい。

(環) 貴重な情報をありがとうございます。私は住民説明会の担当なので、しっかり伝えろと言われて耳が痛い。県の『手続きの簡素化』について、次回に調べて伝える。

「山下は甲状腺エコー写真を勝手に発表に使った。国費の流用ではないか?!」
(実) 県立医大の山下俊一氏が甲状腺エコー写真を海外で公表したことを、前回指摘した。山下さんはエコー写真を特権的に使えるのか?自分らが調べたので使っていいと思っているのか?山下がエコー写真を使っているのだから、他の医師もデータにアクセスできるようにさせるべき。

(環) これですね(山下による発表資料を持っていた)。内容を関知する立場にない。

(実) 内容ではない。山下氏がエコー写真を勝手に公表したことを問題にしている。

(池) 国費の流用ではないか?

(実) 山下氏は使えて他の医師への公開は拒否するのでは不公平。環境省の見解は?

(環) 要望は参事官室の判断で、県立医大に伝えるか検討する。

(池) 福島県と県立医大に私たちの要求を伝えて、その回答をください。

(環) 持ち帰り検討する。

「専門家会議の結論を待ってください」
 次に、甲状腺がんの新たな情報を高松医師が解説し、質問4~6について議論しました。
DSC07936.jpg(写真は、週刊MDSの提供)
(高松)甲状腺がんの手術が57例。うち8割にリンパ節や他臓器転移があった。これは健康調査検討委員会では公表されず、がん治療学会の報道で知られたこと。公的な機関では公表されていない。
しかも今までの県立医大の説明が事実と全く違うことが明らかになった。重篤ながんであり、発生率は日本の平均の30倍。更に、11~18歳の年齢層を見ると中学校区に1人の割合でがん患者がいることになる。大変なことで、異常多発と見るべき。

(実) 放射能の因果関係はおくとしても、すぐに対策を起こすべき。

(環) 精度の高い検査なので、これまで以上の発見率になっている可能性がある。専門家会議で先生方の意見を承っている最中であり、もうしばらく猶予をください。

(池) 爆発的に甲状腺がんが広がっている現実。被ばくと無関係とは言えない。これだけ子どもたちにがんが増えている。もっと早く手を打てないのか?

(環) 放射線によるものか精査中。11月26日に専門家会議がある。現在のところ「特断の影響はない」との意見。県外でもするべきとの意見もあるが、一方で『過剰診断』の影響もある。

(髙松) 従来、県立医大は「超音波検査の精度が高いから、発症せず超音波検査しないと見つからない小さながんがたくさん見つかったが、心配ない」と言ってきた。しかし今回発見されたのは潜伏期のがんではない。発症しリンパや遠隔に転移したがん。「発症していないがん」と言っていたがそうではなかった。発症して放置しておけない重症のがんが多発。今まで言っていたことが真っ赤なウソということになる。

(環) その点、認識不足であった。専門家会議の見解を待ちたい。

(池) 今、髙松先生は踏み込んで発言した。県立医大がウソの発表をしていた。そこに国費を使っていたことが今、判明した。検証すべきだ。

(環) 専門家会議の結論は年内目標ではない。いろいろな意見があり、年内には判らない。

(実) 結論が遅れるなら、環境省が先行的、予防的に県外でも健診をやるべき。3県でやったのだから近隣県でもできるはず。

(環) 今判断する立場にない。役人が判断するには根拠が必要。(県立医大の)鈴木教授の報告を、専門家会議がオーソライズしないと。

(林医師) 甲状腺がん手術がもし不必要な手術だったら、子ども57人に傷害を加えた事になる。組織的な犯罪。どちらなのか問われている。
 それから先ほどから環境省は、福島県とは関係ないと言っているが、専門家会議は何のためにやっているのか?福島県の健康調査のことを議論している。環境省は関係ないという理屈は成り立たない。

(環) ご意見として専門家会議の結論を、福島県の判断材料にしてもらう。

(実) 専門家会議の結論を待って、という姿勢は変えてほしい。予備的に健診をして、結果が過剰診断と批判されても良いではないか。

(環) 予備的な健診という要望ですね。

(実) 次回までの宿題を確認をしたい。
 ①データ開示の手続きの簡素化」の内容を調査して次回報告。
 ②県立医大に、検査データのアクセスを医師に認めるよう要望を出すこととその回答。
 ③専門家会議を待たずに予防的措置をとることの回答。
 ④県立医大が今まで「放置していても大丈夫ながん」「スクリーニング効果」と言ってきたことと、今日明らかになった事実の大きな齟齬の説明。
【交渉は少し進展。次回の環境省の回答に注目】
 DSC07947.jpg(写真は週刊MDSの提供)
 最後に署名12288筆を提出し、累計120621筆になりました。
 このたびの交渉では、福島県立医大が繰り返してきた「甲状腺がんの多発は、精密検査で小さながんまで見つけたスクリーニング効果」との主張が事実と異なることを、環境省も否定できなかった点が重要です。池田秘書もこの点に関心を持って、福島議員事務所から環境省に質問状を提出する事となりました。

 甲状腺がんの多発を巡る評価と対策について、環境省側にボールが投げられて、その回答が注目されます。

 このあと同じ会場で、髙松さんの講演と環境省交渉&署名提出のまとめを行いました。この前日(11/6)には宇都宮市で、署名運動の呼びかけ人・津田敏秀さん(岡山大学大学院環境生命科学研究科)と高松勇さん(医療問題研究会)が呼びかけた公衆衛生学会―自由集会「低線量被曝と健康被害を考える集い」が開催され、70人の医療関係者、市民が参加したことが報告されました。そこで報告された甲状腺がんの異常多発の実態を、髙松さんに参院集会でも報告して頂きました。

 (詳しい報告は後日)


詳細:11・29 西日本公聴会&つどい/昨日聞いたNHKラジオの、避難者の物語/環境省に署名提出

【11・29 西日本公聴会&つどい】
 改めてご案内。
1129.jpg1129チラシ裏.jpg

 「放射能はイヤ!被ばくしない権利のための西日本公聴会&つどい」
 原発事故の被災者・原告らの証言で、放射能の健康被害と健康不安に焦点を当て、社会に訴える「公聴会」。「つどい」では、佐賀県・玄海原発に反対する運動から石丸初美さんを招き、避難計画は住民被ばく計画であることを語ります。

11/29(土) 13:30~16:45 
大阪市・鶴見区民センター・小ホール(地下鉄「横堤」下車すぐ)

第1部「公聴会」
近畿の避難者、損害賠償訴訟原告、近畿の住民が自らが感じ、体験した放射能健康被害と健康不安を告発します。
 
・医療問題研究会・山本医師:福島県の放射能被害として明らかになった甲状腺がんの現実と、放射能との因果関係を医師が報告します。 

★第2部「つどい」
報告 石丸初美さん(玄海原発プルサーマルと全期を止める裁判の会)

・各地での取り組みの報告/交流

 ご参加ください。

【昨日聞いたNHKラジオの、避難者の物語】
 環境省の署名提出と交渉から帰ってきた朝、ぼんやりラジオを聞いていたら10時頃にNHKラジオで福島・郡山市から自主避難した人の物語がありました。

 中村美紀さん(母子避難者)が山形県へ避難してから福島に帰還するまでの3年半の物語でした。
 ご本人のブログはこちらです。http://mikttymama.exblog.jp/
 中村さんが参加する「山形避難者母の会」のHPはこちら。 http://yamagatahinanhaha.jimdo.com/

 私の違和感は、彼女が、子どもが生まれる時期に郡山市に帰還したこと。

 それは10月に福島市、郡山市に行って空間線量の高さを実感した私には、どうにも「その人の判断」では済まない結論でした。
       DSCN4773.JPGDSCN4774.JPG これは福島市内の様子。

 ラジオは、県が作る“福島復興のための会議(名称は聞き損ねた)”の委員に中村さんが選ばれ、そこで彼女が感じたことを伝えました。初めての会議で、「100mSv以下なら大丈夫ということを皆さんに充分理解してもらっていない。これからしっかり説明していく」と言う県職員に大きなギャップを感じたこと。しかし3回目の会議で県の文書に、「母親の目線で考え、施策に反映」の旨の文言があってとても評価したこと。そして「権利ばかりを主張するのでなく、県とお互いに譲り合うことが必要」との感想。ラジオはこれらを伝えました。

 それから、避難した母親と県内にとどまった母親との交流会でのこと。「避難者も避難しない人も、気持ちは同じ。」「真の復興を考えよう。」そして帰還。

福島の放射能汚染度は今も変わらず危ない。福島県は今も「100mSv以下は安全」という態度を変えていない。彼女はその事を知っている。変わったのは彼女の心・・・・・・。

 5月に放送された番組の再放送。今、再稼働の闘いの重大な時期にこれを流す意図も、きっとあります。

 福島県民の苦悩をまざまざと感じさせるラジオでした。多くを捨てて放射能からの避難を選ぶか、放射能被害に目をつぶって県内に住むか、その判断を何の責任もない住民が押しつけられる。国も県も、住民の苦しみを利用して、目をつぶる方に心を持っていく仕組みを作った。

 福島やその周辺の県民1人1人は「避難する・しない」の選択を迫られ、否応なく判断を下している。しかし国と県は苦しみの原因・放射能健康被害の対策をとらない。すべてを自己責任にする。これが問題の本質であり、福島に行って、署名運動をして感じる県民の要求の根源です。

  【環境省に署名提出】
 11/7の環境省交渉と署名提出の詳しい報告は、数日後ですが、その映像がユープラン三輪祐児さんより配信されています。

・20141107 UPLAN【請願と署名提出・報告と討論 】環境省への請願と署名提出
  http://www.youtube.com/watch?v=GormiRkRRMw&list=UUhjEbWVGnGHhghoHLfaQOtA
 
・20141107 UPLAN 高松勇「甲状腺がん異常多発と健康被害」
  http://www.youtube.com/watch?v=AvS2X2WCif0&list=UUhjEbWVGnGHhghoHLfaQOtA
 

11/29 放射能はいや!被ばくしない権利のための西日本公聴会&つどい/井戸川サポーターズ

【お知らせ:11/29 放射能はいや!被ばくしない権利のための西日本公聴会&つどい】
1129.jpg1129チラシ裏.jpgクリックして拡大。

日時:11月29日【土】 13:30~16:40

場所:(大阪市)鶴見区民センター・小ホール 大阪地下鉄・長堀鶴見緑地線「横堤」北へ1分

 放射能の健康被害/健康の不安を正面から取り上げる「公聴会&つどい」を開催します。その目的は、放射能の健康被害と健康不安を社会に訴え、原発被災者支援・第13条(健康調査と医療)の実施をはじめ、放射能健診を社会の要求をすることです。国会議員にも出席を求めています。詳しいことはチラシをご覧ください。

第1部 公聴会では、近畿に避難した被災者らと、放射能健康被害について医師が証言します。

第2部 つどいでは、「玄海原発プルサーマルと 全 基を 止める裁判の会」の石丸初美さんらが報告します。

連絡先:小山 nobiscum@wb4.so-net.ne.jp 070-5653-7886

【井戸川サポーターズの報告】
 井戸川さんの知事選挙を応援した人たちの反省会が先週に福島市で開催されました。

 私は参加できませんでしたが、「闘いはこれから」という結論が、明日への希望です。

 転送し、紹介します。
 
 「昨日11月1日、選挙を振り返り前へ進む会議(総括会議)を福島事務所で行いました。

 県内外から井戸川さんふくめ約30名が集まり、井戸川選挙の意義と、福島でのこれからの運動の進め方を話し合いました。放射能から子どもを守る、健康を守る取り組みがさまざま語られました。県内各地の取り組みが交流できました。

 そして、以下のことを確認しました。

1)井戸川サポーターズ(勝手連)は選挙の役目を終えたので、終了・解散します。

2)この選挙で知り合った個人・団体の取り組みを、今後も相互支援しあい、選挙で掲げた政策・理念の実現をめざします。

3)福島原発事故の検証委員会(仮称)の立ち上げを準備していく。その呼びかけは準備会を進める人たちで行います。

 これまでのみなさんのご支援に改めて感謝します。
 
 たたかいは、これからです。離れていても心は一つ。また、どこかで、お会いしましょう。」



11/7 環境省に署名提出と請願

【11/7 環境省に署名提出と請願】
 環境省への請願と署名提出を行います。当日の午後から参議院会館の会議室で環境省と交渉をする予定です。
             11.7.jpg クリックして拡大。。
11月7日(金)    当日のスケジュールは、
12:15 参議院会館ロビーに集合(東京メトロ「永田町」駅下車)

13:00 環境省(&復興庁)交渉  参議院会館102号室(~16:30)

14:30 「国は健康被害を直視しなさい!放射能健診を求める参院集会」
   ・特別講演 :「甲状腺がん異常多発と健康被害」
    高松勇さん(医師/医療問題研究会)

   ・報告と討論:環境省交渉のまとめ/福島県交渉の方針など

17:00 九州電力抗議行動
      都営地下鉄「日比谷」下車 有楽町電気ビルヂング前

11/7に向けて署名を集約します。お手元の署名を郵送または当日に直接持ち込んでください。